今現在、歯列矯正を検討している方は「インビザライン」という歯列矯正の方法をご存知でしょうか?
このサイトではインビザライン矯正についてたくさんご紹介してきています。
僕自身もインビザライン矯正を1年間行いました。
このインビザライン矯正、今世界中で患者さんの治療に使われ始めている歯列矯正の方法で、従来の歯列矯正のようなワイヤーを使用せず透明なマウスピースを使用して矯正を行います。
そのため会話もしやすく痛みも少ないとされているんです。
今回は「インビザライン」について、従来の歯列矯正と比べながら、しっかりと見ていきましょう!
早く読みたいときの目次
インビザラインと従来の方法の違いとは?
それでは早速ですが、インビザラインと従来の方法の歯列矯正では、一体何が違うのかを解説していきたいと思います。
1・見た目の問題
インビザライン・・・透明なマウスピースを使用するため目立たずに、治療中であることを他の人に気づかれにくいです。
従来の歯列矯正・・・ワイヤーとブラケットを使用しているため目立ってしまいます。
2・治療中の痛み
インビザライン・・・最初にアライナーを装着した時や、次の段階のインビザライン・アライナーを装着した時に、歯を圧迫する痛みを感じることがあります。
結構痛いときもありました。
インビザラインNo.6 ~72日目~ 相変わらず痛い。フロスの話。 インビザライン経過レポート
従来の歯列矯正・・・矯正装置の調整を行うたびに痛みを感じることがあります。
3・着脱可能かどうか
インビザライン・・・インビザラインは取り外しできることが大きな特徴の一つです。飲食や歯磨きの時に外すことができるので、口の中の衛生状態を保ちやすいです。
従来の歯列矯正・・・矯正装置は固定されているため外すことはできません。飲食や歯磨きもこの状態なので、やりにくく感じてしまうこともあります。
4・受診間隔
インビザライン・・・インビザラインのドクターが患者さんの状態に合わせて治療期間の調整を行ってくれます。
従来の歯列矯正・・・矯正装置の調整を行うたびに受診が必要です。
5・治療過程
インビザライン・・・治療開始から終了するまでの過程を、画像や動画で確認できるため、より明確に治療の過程を理解できます。
従来の歯列矯正・・・治療が始まる前に見積もりを提示されるだけです。こうなるだろう、という予測が示される場合はあります。
また、インビザラインには、治療中に装置が脱落するといった緊急の事態になる心配がありません。
このようにインビザラインは従来の歯列矯正でネックとなっていた痛みや見た目、通院回数などを大幅に改善した次世代の歯列矯正と言えるでしょう。
インビザライン治療はどのような流れで行われるの?
実際にインビザライン治療を受けると、どのような流れで治療が進んで行くのでしょうか?
治療開始から完了までの一連の治療内容を説明します。
第一段階・・・まずは治療計画を作成しなければなりません。患者さんの写真やレントゲンの撮影を行い、デジタルスキャンかPVS印象を取ります。
第二段階・・・作成した治療計画を基に、「アライン・テクノロジー社」が患者さんひとりひとりに合わせた3D治療計画を作成します。この段階で治療完了時の歯の予測最終位置まで確認することができます。ここで治療期間の予測も行われます。
第三段階・・・カスタマイズされた各個人のアライナーが、ドクターからの許可をもらい製造され、出荷されていきます。
第四段階・・・各患者さんの手に渡り、患者さんはこれを毎日装着し、2週間ごとに次の段階のアライナーと交換していきます。
第五段階・・・6週間〜8週間ごとにドクターの診察を受けて、治療の経過を確認していきます。
第六段階・・・治療は完了しますが、歯の位置を安定させるためにリテーナーという保定装置の使用が必要になる場合があります。
僕はインビザラインを製造しているアラインテクノロジー社の「VIVERA(ビベラ)」というリテーナーを使用しています。
インビザライナーのリテーナー、VIVERA(ビベラ)半年レポート インビザライン矯正が終了し、1年以上が経過していますがまだまだリテーナーを使っています。
このような流れでインビザラインの治療は行われていきます。
歯科医院に通う回数もとても少なく(僕の場合は1ヶ月〜3ヶ月に1度)、毎日装置を装着しているだけなので、とても気軽に行うことができます。
自分でしっかりと管理しなければなりませんが、マウスピースさえ毎日22時間きっちりとはめていれば、ぐんぐん歯が動いてくれます。
インビザラインを行うメリットは?
従来の歯列矯正ではなくインビザラインをおすすめする理由をインビザラインのメリットと一緒に見ていきましょう。
メリットその1
「治療中でも見た目が変わらない」。
透明なマウスピースをしようするインビザラインは治療中であっても見た目に差はなく、治療中だとバレにくいのです。
メリットその2
「いつものライフスタイルを維持できる」。
ワイヤーを使用する治療ではないので、激しい運動をしても口を怪我する心配もありません。
気になる場合は一度取り外しておけば良いのです。
メリットその3
「診察の回数が少なくなる」。
インビザライン治療の場合は診察が4週間〜6週間に一度だけで済みます。
ワイヤーを使用する従来の歯列矯正では月に何度か診察のために足を運ばなければなりません。
ワイヤータイプの従来の歯列矯正を行っていた人に話を聞くと、何度も歯科医院に行く面倒さと、行く度に調整される痛みでとても辛かったようです。
そのころと比べればインビザラインという治療方法は夢のような技術に見えてしまうそう。
痛みも手間も少ない「インビザライン治療」、今後歯列矯正を検討している人はぜひとも候補に入れておいてください。
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